2008年03月14日

花粉症。

暖かい日が続いている。例年、お水取りの頃、急に寒さがぶり返す。小雪の舞うときさえあるくらいだ。ところが、今年は暖かいままである。お水取りは、昨夜、終わった。「お水取りが終われば春になる」。関西ではそういわれている。「暑さ寒さも彼岸まで」。そうともいわれている。しかし、奈良では「暑さ寒さも彼岸まで」の後に「まだあるわいな一切経」という文言を付け加える。“一切経”とは高畑の白毫寺でつとめられる一切経法要のことである。“一切経”がすむまではまだまだ寒い。“一切経”がすめば、奈良に本格的な春が訪れる、というわけだ。法要は毎年4月8日に執りおこなわれる。

春は花粉症の季節でもある。かくいう私も花粉症患者の一人である。特にスギ花粉に弱い。東大寺二月堂へお松明を見学に出かけたのは日曜日だった。3月10日の日記にそのときのことを記した。東大寺の境内を歩いていたときだった。突然、くしゃみをした。鼻水も流れた。どちらも一度だけだった。いまから思えば、発症の前兆だったのだろう。

本格的に症状があらわれたのは昨日からである。起床した。窓を開けた。開けたとたんくしゃみをした。電車に乗り込んだ。ふたたびくしゃみをした。鼻水がもう止まらない。鼻腔の内奥に花粉の塊がこびりついている。そんな感じである。仕事を終えた。夕刻だった。大阪城公園に出掛けた。梅を見に行った。くしゃみと鼻水の連続だった。朝から頭がぼうーっとしたままである。ビールを飲みたい気持ちも失せた。電車に乗り込んだ。さっさと帰宅した。珍しいことである。今日の日中は一歩も外へ出なかった。自宅で仕事をした。そのせいだろうか。昨日ほどくしゃみをしなかった。鼻水も流れなかった。

「暑さ寒さも彼岸まで。まだあるわいな一切経」。その言葉どおり、奈良に本格的な春が到来するまではまだ一月ほどあるだろう。毎年、スギ花粉の飛散は“一切経”の頃から沈静化しはじめる。すなわち、私がスギ花粉の猛威から解放されるまで一月ほど我慢しなければならないということだ。しばらくはつらい日々が続きそうである。
posted by 乾口達司 at 01:46| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 春夏秋冬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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