2020年08月09日

山田鴻一郎編『奈良製墨文化史―奈良製墨協同組合設立50周年記念』B

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賃金の2割上げを要求する職工組合に対して、11月22日、業主組合は賃金の5分上げという妥協案を提示。その妥協案に対して、職工組合は態度を硬化してしまう。しかし、労使の交渉が続くなか、職人のなかには、深夜未明、こっそり業主のもとにおもむき、働くものもいたらしい。このあたりのエピソードはいまでも、どこでも「あるある」である。職工組合側は組織の引き締めをはかるため、25日午前5時に街頭デモ行進を敢行。奈良署の職員によって幹部数名が検束されている。しかし、11月下旬の午前5時といえば、外はまだ真っ暗である。彼らがデモ行進をおこなったのはおそらく奈良のメインストリートというべき三条通りではないかと思われるが、いくら早起きの習慣がある奈良の人間でも、さすがに11月下旬の午前5時は早過ぎるのではなかろうか。そんな時間に外をうろついているのは、シカくらいか。午後5時の間違いではないかとも思われるが、シカとしたことはわからない。
posted by 乾口達司 at 13:00| 奈良 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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