2018年06月03日

大阪市立美術館特別展『江戸の戯画−鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで』

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招待券を頂戴したため、大阪市立美術館でもよおされている特別展『江戸の戯画−鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで』 へ出掛ける。つまるところ、太平の世に描かれた戯画を集めた展覧会であるが、正直にいって、個人的には笑えなかった。太平の世といっても、それは鎖国政策の結果として形成された束の間の夢の世界のようなものに過ぎないからである。太平の眠りを覚ますものが海の向こうからすぐそこまでやって来ている。こういった戯画を描いたものたちは、当時、その事実をどれほど意識していたのであろうか。あるいは、そんなことなどお構いなしに笑いを商業主義の産物として惰性的に生産し、見るものもそれを惰性的に消費していたにすぎないのであろうか。
posted by 乾口達司 at 18:00| 奈良 ☁| Comment(0) | 散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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