2014年05月29日

後藤明生をめぐる旅(福岡篇・隠れ家の森)

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後藤明生をめぐる旅(福岡篇・「五月の幻想」2)→こちら
後藤明生をめぐる旅(福岡篇・「五月の幻想」3)→こちら
後藤明生をめぐる旅(福岡篇・「五月の幻想」4)→こちら
後藤明生をめぐる旅(福岡篇・「五月の幻想」5)→こちら
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後藤明生をめぐる旅(福岡篇・後藤明生文庫)→こちら
後藤明生をめぐる旅(福岡篇・若き日の後藤明生)→こちら
後藤明生をめぐる旅(福岡篇・学生歌歌碑1)→こちら
後藤明生をめぐる旅(福岡篇・学生歌歌碑2)→こちら
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後藤明生をめぐる旅(福岡篇・「記念誌」1)→こちら
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後藤明生をめぐる旅(福岡篇・「幻の故郷」)→こちら
後藤明生をめぐる旅(福岡篇・旧将校町)→こちら
後藤明生をめぐる旅(福岡篇・「五月の幻想」追記)→こちら
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後藤明生をめぐる旅(福岡篇・恵蘇八幡宮2)→こちら
後藤明生をめぐる旅(福岡篇・恵蘇八幡宮3)→こちら

「隠れ家の森」と呼ばれる楠の巨木は、恵蘇八幡宮から歩いて10分ほどのところに立っている。国内第9位の規模を誇る巨木であるという。後藤明生は「隠れ家の森」について「麻氐良城」(『八月/愚者の時間』所収)のなかで次のように記している。「昔、恵蘇宿に名乗りの関と呼ばれる関所があった頃、故あって名乗れない者たちがこの森をこっそり抜けて行ったのだそうだ」「大楠のまわりは、いまは田圃の中にぽつんと残されてた小さな空地で、古ぼけた青年団の集会所のようなものが傍にあった。わたしと同級生は、大楠のまわりを、黙ってゆっくりと二めぐりばかりした。まわりながら、わたしは、さっきの朝倉弁の誤訳のことを思い出したが、黙ったまままわり続けた。大楠は、国の天然記念物に指定されているらしい。立札には、『胸高周囲一八・二メートル、樹高二六メートル』と書いてあった。しかし樹齢は見えなかった。大枝が一本折れたあとに、セメントが詰め込まれていたが、そのセメントの色も木と同じ色に見えた」。写真は筑後川の堤防から遠景で撮影したもの。その後方、右手の奥に控えるのが「麻氐良城」において言及されている「麻氐良山」である。(続く)
ラベル:後藤明生
posted by 乾口達司 at 11:32| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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