2013年01月21日

生駒市の「鵄山」の石碑。

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富雄には神武天皇東征神話にちなんだ伝承地が幾つか残されている。正月、初詣を兼ねて富雄川沿いを散策した折にはその伝承地の幾つかをめぐった。ここでまず断っておきたいのは、伝承は、所詮、伝承に過ぎないことである。伝承を史実の反映であるとは積極的に考えるべきではない。伝承と史実との違いを明確に意識しておくことはやはり必要である。しかし、過去、実際にそういった出来事があったかどうかは別にしても、神武天皇東征神話がその土地に伝わって来たことは興味深い。もちろん、伝承が史実を必ずしも反映させたものではないように、伝承自体も時代の変遷によって変化しているはずである。私が本当に知りたいのはその変化の過程である。しかし、いまではそれももはや不可能というものであろう。写真は「鵄山」の石碑である。富雄川沿いにある高山郵便局(生駒市上町3410-2)から裏手に入っていく道がある。「鵄山」の石碑はそのかたわらに立っている。「従是東二丁」と刻まれているように、この道を奥(東)へと入っていくと、やがて長髄彦との戦いのさなかに出現した「金色霊鵄」(金鵄)の発祥の地とされる鵄山に到着する。高山郵便局の裏手に位置する丘陵が鵄山であるという。
ラベル:石碑 神武天皇
posted by 乾口達司 at 20:48| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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