2012年06月15日

金子嗣郎『松沢病院外史』

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書架の整理をしていて金子嗣郎の『松沢病院外史』(1982年8月、日本評論社刊)を見つけた。懐かしい一冊である。かれこれ二十年近く前になるだろうか。ミシェル・フーコーの『監獄の誕生』に感化され、日本の精神病院史をかじってみようとして買い求めたものである。松沢病院の歴史を知ることが出来たこともさることながら、それ以外の関連事項について多くの知見が得られたのは収穫であった。京都の人ならば良くご存知の「岩倉」の歴史が古くは平安時代にまでさかのぼることや「葦原将軍」の存在を知ったのも本書においてである。当時、研究していた牧野信一の『村のストア派』を松沢病院との関わりから探究してみようかと構想していたことも思い出した。
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posted by 乾口達司 at 21:57| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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