2012年06月14日

ユーロ危機?

17日にギリシャの再選挙が予定されている。ギリシャはEUから離脱するのか。ギリシャの危機はスペインやイタリア、キプロスにまで飛び火している。これでEUも解体に向かうのか。メディアではそういった危機をあおる言説が飛び交っている。しかし、その一方で留意したいのは危機対応のなかで「ユーロ共同債」や「銀行同盟」といったアイデアが打ち出されていることである。「ユーロ共同債」や「銀行同盟」といった考えの行き着く先は各国の経済を統合させることであろう。メディアがEUの危機をあおればあおるほど、こういった統合に向けた動きが加速していることは興味深い。あたかもEUの経済統合を促進させたい勢力が過剰に危機をあおることで自分たちの構想を実現しようとしているかのようでさえある。したがって、ギリシャがEUから離脱するにせよ、離脱しないにせよ、私にはギリシャに端を発する今回の一件がEUの真の危機であるとは思えない。危機は前進のための大きな糧である。今回の「ユーロ危機」はそのことを考えさせられる一件である。
ラベル:ユーロ EU
posted by 乾口達司 at 21:17| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 想い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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