2011年11月11日

三館連携特別展『神仏います近江』

三館連携特別展『神仏います近江』はMIHOMUSEUM滋賀県立近代美術館大津市歴史博物館の3館が連携してもよおされている特別展である。MIHOMUSEUM会場を訪れたときのことは9月20日の日記に記した。今回は残り2会場の観覧にのぞんだ。滋賀県立近代美術館『祈りの国、近江の仏像』では、かねてより拝観したかった大岡寺の木造薬師如来坐像や善明寺の木造阿弥陀如来坐像の拝観が叶った。大岡寺の木造薬師如来坐像は内刳りのない一木造。ずんぐりとした体躯で面相も特徴がある。圧倒的な存在感である。永昌寺の地蔵菩薩立像とは久し振りの再会と相成った。やはり衣紋のデザインが素晴らしい。以前、本堂の内部を拝観させていただいた円光寺からは2体の木造地蔵菩薩坐像がお出ましになっていた。石山寺・多宝塔の内部に安置されている快慶作・大日如来坐像も間近で拝観することが出来た。大津市歴史博物館『日吉の神と祭』では滋賀県内の神社が所有する数多くの神像が展示されていた。竹田神社が所蔵する木造男神坐像は手を膝に置く姿勢が珍しい。春日神社が所蔵する木造神像は唐衣を身にまとった異国風のいでたちである。墨で目玉や眉や髭あるいは衣服の紋様を書いた神像もあり、仏像と違ってなかなかお目にかかる機会がないだけに興味深かった。その素朴で漫画風の造型もユーモラスである。滋賀の仏像・神像のレベルの高さをあらためて思い知らされる展覧会であった。
ラベル:神像 仏像
posted by 乾口達司 at 18:54| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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