2011年06月11日

広陵町の正楽寺。

正楽寺(奈良県北葛城郡広陵町大字古寺)の観音堂には2メートルを超える本尊の木造十一面観音菩薩立像(奈良県指定文化財)がまつられている。いわゆる長谷寺式の十一面観音である。しかし、当初は一般的な十一面観音の造型であったようである。平安時代末期の製作であると考えられている。解体修理中に発見された墨書銘により、僧永覚の縁者の祈願により造立されたことがわかっている。普段は無人のお堂である。したがって、正面の扉にしつられられた小さな覗き窓を通して拝観することになる。ただし、そのまま覗いても締め切られた堂内は真っ暗である。窓の横にボタンがある。それを押すと堂内のライトが点灯してお姿がぼんやり浮かび上がる。なかなか良く考えられた仕組みである。しかし、次回はきちんとなかに上がらせていただいて拝観したいものである。
ラベル: 仏像
posted by 乾口達司 at 23:08| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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