2011年03月09日

姫路市の広峯神社。

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仕事で調べなければならないことがあり、今年に入って兵庫県を何度か訪れている。広峯神社(兵庫県姫路市広嶺山52)は姫路城の北方に位置する広峰山の山頂に鎮座している。古代以来、牛頭天王信仰の中心地として知られている。奈良時代にはこの地を訪れた吉備真備が現在の奥の院に当たる吉備社のある位置に社殿を建立したという。吉備真備との関わりについては、今回、当地を参拝してはじめて知った。姫路駅からバスに乗り込んで広峰下車。そこから自動車道を登ってゆく。舗装されていない旧道もあるというが、道に迷う恐れがあったため、自動車道を利用した。歩くこと45分ほどで到着。思っていたよりも早く到着した。本殿(国重文)は巨大である。桁行11間・側面4間の入母屋造。室町時代中期の建物であるという。内部には3つの宮殿が横一列に並んでいる。しかし、真ん中と西の宮殿は向かって左寄りに置かれている。東の宮殿は右寄りに置かれている。中央の宮殿と西側の宮殿とのあいだ、東側の宮殿と神餞所・供物所のあいだには納殿と呼ばれる空間が存在する。納殿には本地仏を並祀しようという意図があったようだ。本殿の西側には牛頭天王ゆかりの蘇民将来を祭神とする地養社が祀られている。本殿の背後には熊野権現社や稲荷社といった末社が建ち並んでいる。興味深いのは本殿の背面に9つの穴が設けられていることである。神社曰く「神秘なる『九つの穴』」である。「九つの穴」は暦でいうところの九星に相当するという。それぞれの穴には「一白水星」や「二黒土星」といった木札がかけられている。社務所で木札を購入し、そこに願いごとを書き込む。それを自分の「星」に相当する穴のなかに投げ込み、神さまに対して小声で願いごとを告げるという。私も試みにやってみた。境内からは姫路城下を一望のもとに見渡すことが出来る。実に爽快であった。
ラベル:神社
posted by 乾口達司 at 18:35| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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