2010年07月22日

大相撲とNHK

角界が野球賭博問題で揺れているという。大相撲に限らず、芸能や興行の世界が良くも悪くも裏社会と深くつながって来たことは周知の事実である。そのような当たり前の事実を前にして、いまさらのように裏社会との関わりに驚き、「黒い交際」を批判する世のなかの流れそのものに私は驚かされる。そういえば、昨日だったか、今日だったか、どこかの親方に新たな「黒い疑惑」が浮上し、またぞろ騒動になっていたようである。これまでにも裏社会との関わりについては何度も指摘されている。裏社会の構成員が大相撲を観戦していたという話題を耳にしたのも最近のことである。これまでにもあらためるべき機会はいくらでもあったにもかかわらず、何をいまさら、という思いを本音では抱いている角界関係者も多いことだろう。しかし、事態を重く見たNHKは大相撲中継を中止した。実際、白鳳が連勝記録を更新し続けるという見所のある名古屋場所は生中継されていない。残念なことである。しかし、そう思っていたところ、NHKがその日の取り組みを午後6時半からダイジェストとして放送していることに遅まきながら気づいた。これではなぜ大見得を切って大相撲中継を中止したのかがわからない。ダイジェストであるといっても、そもそも大勢の力士が欠場している名古屋場所そのものが通常の場所のダイジェストのようなものに過ぎないではないか。公共放送であるNHKがなぜ大相撲中継を中止したのか、私にはその理由がさっぱりわからない。視聴者から受信料を徴収する公共放送を自認するのであれば、なおさら休場力士が続出し、閑古鳥が鳴いている名古屋場所のありのままを正確に放送するべきではなかろうか。NHKが公共放送としての使命を放棄しているように思うのは私だけだろうか。
ラベル:テレビ NHK 相撲
posted by 乾口達司 at 22:48| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 想い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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