2010年05月12日

『長谷川四郎』

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『長谷川四郎』(河出書房新社/2009年8月刊)は某氏から頂戴した。文字通り、小説家・長谷川四郎を特集した冊子である。いまではもう長谷川四郎の名もほとんど聞かれなくなった。かくいう私も長谷川四郎の良き読者であったとはいえない。学生時代に『シベリア物語』や『鶴』といった代表作を読んだくらいである。ページをぱらぱらめくると、中野重治や花田清輝、武井昭夫など著名人のエッセイが目に付く。収録されている文章の大半は20世紀に書かれたものの再録であるようだ。今回、あらためて『鶴』を読んでみた。地味な作品である。しかし、なかなか構造的な作品である。特に締め括りのシーンはあざやかであった。
ラベル:長谷川四郎
posted by 乾口達司 at 22:58| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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