2009年08月04日

岡山紀行(庚申山毘沙門天磨崖仏)

20090804-1.bmp

岡山で一杯。→こちら
岡山紀行(最上稲荷)→こちら

最上稲荷の次に訪れたのは庚申山(岡山市新庄上)である。全国で四番目の大きさを誇る造山古墳の北方1.5キロメートルほどのところに位置する標高74メートルの小山である。山頂には帝釈堂が鎮座している。ふもとからは300段ほどの急な石段を登らなければならない。磐座信仰が残されているのであろうか。山頂付近には数メートルほどもある巨石が点在している。そして、おもだった巨石の前には幾つかのお堂が建てられている。毘沙門天磨崖仏はそのなかでももっとも山の頂に位置する巨石に刻まれていた。等身大の磨崖仏で江戸時代の作であるという。邪鬼を踏みつけたその表情は真剣そのもの。それだけにかえってユーモラスである。岡山には他にも似たような毘沙門天の磨崖仏(日差山毘沙門天磨崖仏・石槌山毘沙門天磨崖仏・鷲峰山毘沙門天磨崖仏など)が見られる。これらはいずれも古代の磐座信仰と江戸時代の毘沙門天信仰とが組み合わさった格好の事例である。こういう組み合わせもあるのかと興味深かった。山頂からの眺めも素晴らしかった。
posted by 乾口達司 at 21:36| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック