2009年08月02日

観音の里たかつきふるさとまつり。

“第25回観音の里たかつきふるさとまつり”に行って来た。滋賀県高月町で“観音の里たかつきふるさとまつり”が開かれるのは毎年8月の第1日曜日。この日だけは高月町内に点在するお堂の仏像を無料で且つ予約なしに拝観することが出来る。今年は24ヶ寺が公開されていた。JR高月駅に到着したのは午前8時49分だった。雨があがっていたのでレンタサイクルで出発するものの、すぐに大雨の洗礼を受けた。いまから思えば、巡拝を前にしての禊のようなものだったのだろうか。おかげで最初に訪れた寺院では接待係のおじさんに「雨のなかを自転車で来たんか?」と驚かれてしまった。今回、拝観したのは次の寺院である。円満院(井口)・理覚院(井口)・観音寺(雨森)・観音堂(保延寺)・尾山釈迦堂(尾山)・高野大師堂(高野)・阿弥陀堂(柏原)・渡岸寺観音堂(渡岸寺)・高月観音堂(高月)・浄光寺(落川)・正妙寺(西野)・西野薬師観音堂(西野)・赤後寺(唐川)・赤分寺(東高田)・横山神社(横山)・阿弥陀堂(保延寺)および石道寺と己高閣・世代閣。石道寺と己高閣・世代閣は、行政上、お隣の木ノ本町に入るため、別途、拝観料が必要であった。

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横山神社(横山)にて

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尾山釈迦堂(尾山)にて

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阿弥陀堂(保延寺)にて

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高月観音堂(高月)にて

渡岸寺の国宝・十一面観音菩薩立像とは久し振りの再会を果たした。それ以外の諸仏ははじめての拝観と相成った。正妙寺の十一面千手千足観音菩薩立像は実に珍奇なお姿であった。横山神社の馬頭観音菩薩立像は、後補の部分もあったとはいえ、虫食いもほとんど見られず、秘仏として長らく大切に守られて来たことを伝えていた。高野大師堂に安置された伝・伝教大師(元三大師)坐像も珍しかった。観音の里と呼ばれる湖北で伝教大師(元三大師)の坐像が見られるとは思わなかった。尾山釈迦堂の釈迦如来坐像や大日如来坐像もしかり。しかし、それにも増して感銘を受けたのは、この地では村人たちが僧侶に成り代わってそれぞれの地区の仏像を大切に守り伝えて来たということである。それぞれの仏像もさることながら、仏像をお守りしている住民たちとの会話がとても楽しく勉強になった。お茶やお菓子などの接待にも大いにあずかった。赤後寺で頂戴したスイカは特に美味しかった。
ラベル:仏像
posted by 乾口達司 at 22:46| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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