2009年05月25日

鳥取・島根紀行(植田正治写真美術館)

23日・24日と鳥取・島根を旅して来た。23日の最初の訪問地は植田正治写真美術館(鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3)だった。植田正治の名は以前から知っていた。しかし、個人の記念館まで建てられているとは知らなかった。館内には植田の撮影した写真が数多く展示されていた。なかでも、写真家の土門拳を被写体として選んだ写真は興味深かった。演出写真を数多く手がけた植田と写真の演出性を徹底的に排除した土門とが鳥取砂丘を舞台にしてお互いを撮影している光景は何とも微笑ましい。館内から眺められる山陰の名峰・大山の勇姿も雄大であった。大山まで延々と続く田畑や森林。手前にはひなびたバス停の標柱がぽつんと立っているだけである。さながら一枚の写真を連想させるその演出がいかにも植田らしい。建物は高松伸の設計によるものであるようだ。美術館と大山とのあいだに無粋な建物が建たないことを祈りたい。
posted by 乾口達司 at 18:38| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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