2009年03月27日

生駒市の真弓塚。

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真弓塚は生駒市真弓にある。ハーベスのある交差点を二名住宅和方面へと折れて坂道を登ってゆく。突き当たりを左折。二百メートルほど歩くと右手に給水塔が現れる。手前にコンクリート製の階段が設けられている。コンクリート製の階段は右手の丘陵へとのびている。階段を駆け上る。上り詰めた場所からすぐに藪がはじまる。藪の右手すぐ奥に小さな墳丘状のものが見える。これが真弓塚である。コンクリート製の丸い杭が周辺を取りかこんでいる。杭を乗り越えて墳丘に上る。頂上には「真弓塚」と刻まれた石柱が立っている。真弓塚は国宝の本堂を持つ長弓寺(生駒市上町4446)と深いつながりがある。長弓寺については2008年4月9日の日記に記した。長弓寺は息子の放った矢に当たって死んだ鳥見郷の豪族・小野真弓長弓の菩提をとむらうために建立された寺院である。聖武天皇が行基に命じて開かせたという。真弓塚は小野真弓長弓の墳墓であるといわれている。聖武天皇の用いた弓を埋めたところであるという説もある。現在では石柱以外に往時をしのぶものは何も残されていない。小さな古墳のように見える。しかし、それとて確証があるわけではない。一つだけいえることがある。それは真弓塚が周辺でもっとも小高い場所に位置していることだ。石柱の周囲は木々が生い茂っている。眺望はきかない。しかし、コンクリート製の階段を上り切ったところからの眺めは素晴らしい。その一言に尽きる。大和の国原を一望のもとに見渡すことも出来る。生駒山が間近に控えている。天気が良ければ、はるか遠く吉野の山々まで見渡すことが出来る。古墳であろうが、古墳でなかろうが、先人は実に眺望の良い場所を選んだものだ。西登美ケ丘や松陽台あたりを散策するときはいつも訪れる。真弓塚から長弓寺へ下ることも多い。長弓寺までの距離は歩いて10分ほどである。
ラベル:長弓寺
posted by 乾口達司 at 23:16| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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