2009年03月20日

法華寺町の阿弥陀浄土院跡。

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平城宮跡東院庭園の東側に位置している。阿弥陀浄土院は奈良時代に建立された法華寺の子院。境内の西南の隅に存在したようである。光明皇太后の一周忌法要がおこなわれたところとしても知られている。現在、往時をしのぶものは田畑のなかに残された一個の立石のみである。境内の庭園に立てられていた立石であるという。亀裂の入っている部分もある。摩滅している部分も見られる。大きく欠落している部分は特に痛々しい。しかし、千数百年の風雪に堪えて来た重みが独特の風格をかもし出している。時代の移り変わりを見て来た立石は、これから先、いつまでこの世界の行く末を見続けるのであろうか。夏場は水田のなかに埋もれてしまう。近くで見学するには稲刈りの終わった秋から田植えのはじまる春先までのあいだに限られる。
ラベル:庭園 法華寺
posted by 乾口達司 at 23:27| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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