2020年02月21日

韓国・慶州紀行(もう一度、道に迷う)

私たちはもと来た道を戻った。そして、間違える可能性のあった分岐点まで戻って来た。そして、ここでやはり道を間違っていたことを完全に理解した。それからはスムースであった。あらかじめ想定した分岐点を右に曲がり、ため池を左手に見て、川沿いを下流方面に沿って下った。しかし、ここで、もう一度、トラブルが発生した。道なりに進むと、河原に出たのである。河原を少し歩くと、完全に道がわからなくなってしまった。もうすぐ川にかかる橋が見えて来るはずである。したがって、そのまま川沿いを歩いても、やがては橋にぶつかるはずである。しかし、それとは別に川に沿って設けられた正規のルートがあるはずだった。また迷ったな。そういいながら、ふと足元を見ると、細長い紙片が石の上に置かれていた。紙片の上には重しとして小さな石が置かれていた。その紙片の先に目をやると、遊歩道らしきものが見つかった。これによって私たちは正規のルートに復帰することが出来たのである。どうやら、私たちと同じように河原に出てしまった迷子のために、誰かが親切にも紙片を置き、正規のルートへ復帰する方向を教えてくれていたのである。これは実に有難かった。親切な人がいるものである。しかし、正規のルートは川沿いのどこを通っていたのだろうか。私たちは道なりに進み、河原に出てしまったのである。それ以外に間違いなく分岐点などなかった。断言しても良い。私たちはどこでどう間違えて河原になど出てしまったのか。これはいまもって謎のままである。
posted by 乾口達司 at 07:00| 奈良 🌁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする