■第39回後藤明生を読む会の御案内
2009年の暮れから有志で集まり、内向の世代の文学者・後藤明生の評論集を制作・刊行してみようと話しあってまいりました。それに先立ち、後藤明生の文学をより深く理解するため、これまでに「後藤明生を読む会」を企画・運営し続けております。後藤作品について共同で討議をするなかでお互いの認識と協同性を高めあい、後藤明生論集を執筆・刊行してゆく道筋をつけていければと考えております。特に発表者と聞き手とが相互に入れ替わることで各人がテクストの読み手であると同時に書き手であるという相互変換的な存在へと成長していければと願っております。さて、来る1月12日、第39回の「後藤明生を読む会」をもよおします。今回は、前回に引き続き、有志の後藤明生論についての合評会を予定しております。参加資格などは一切ありません。興味のある方はいらっしゃって下さい。
日時 2019年1月12日(土)13:00〜17:00
場所 プレラにしのみや(西宮市高松町4-8 西宮市中央公民館)403集会室
前半:「S温泉からの報告」(『私的生活』昭和44年9月所収)について
後半:有志の論文の検討など
会費 320円程度(会場使用料を参加者人数で割ります)
その他 終了後、某所で懇親会をおこないます(会費は別途)
会場は「GSW読書の会」として確保しております