2014年10月31日

黒にんにく。

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昨日、ある方より黒にんにくをいただいた。私に黒にんにくをくださった方は自宅でいつも作っているという。作り方を訊ねると、炊飯器のなかににんにくを入れ、保温状態で1週間ほど放置するだけであるという。それで黒にんにくが出来ると知れば、わざわざお店で買い求める必要がなくなってしまう。これまでにも何度か頂戴した。口にするのは、一日につき1かけらで充分である。食べ過ぎると、翌日、下痢になる。それはそれで厄介である。しかし、下痢はあくまでこちらの問題に過ぎない。
ラベル:にんにく
posted by 乾口達司 at 10:44| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月30日

佐保川沿いの万葉歌碑(坂上郎女)

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朝から佐保川沿いを散策。写真は法蓮町近辺の佐保川沿いに点在する万葉歌碑の一つ。「うち上ぼる佐保の川原の青柳は今は春へとなりにけるかも」(巻8-1433)。作者は大伴坂上郎女。坂上郎女といえば、先月、ちょっとした演技をおこなったときに関わった役柄と深く関わる女流歌人である。
ラベル:歌碑
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2014年10月29日

富雄で昼食。

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所用で久し振りに富雄を訪れた。そして、昼食のため、以前より訪れてみたかった“ラーメン家みつ葉”(奈良市富雄元町3丁目3-15-1)に立ち寄った。豚CHIKIしおラーメンを注文。噂どおり、美味しかった。それよりも驚いたのは、その盛況振りである。店内はカウンター席が10席ほどしかないため、店の前には数十人規模の行列が出来ている。さいわい、私の場合は訪れる時間帯が早かったため、30分あまりで入店することが出来たが、日によっては1時間から1時間半ほど行列に並ばなければならないのではなかろうか。これからの寒い時期は大変である。
ラベル:ラーメン
posted by 乾口達司 at 23:58| 奈良 | Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月28日

夜の散歩。

久し振りに夜の散歩に出た。午後6時をまわるとあたりはすでに暗い。もうそんな季節になったのかと実感。私の住んでいるところは住宅地のため、夜は繁華街ほどの明るさもない。おかげで無灯火の自転車とぶつかりそうになった。
ラベル:散歩
posted by 乾口達司 at 21:28| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月27日

たびねす掲載情報83

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前回、たびねすに第82回【リアリティあふれる演出!播磨町の兵庫県立考古博物館で古代を体感】の記事について記したことは10月24日の日記に記しました。今回、新たな記事を掲載しました。今回のテーマは奈良県香芝市のどんづる峯です。ご覧下さい。

【奈良に雪山!?奇岩が幻想的な光景を見せる香芝市の「どんづる峯」】
奈良でも真冬になると稀に雪が降り積もることがあります。しかし、それとは別に奈良県内には、一年中、白銀の世界を見せるスポットが存在します。その名は「どんづる峯」(屯鶴峯)。真っ白い奇妙な形の岩が連なる光景はまさしく奇勝であり、訪れるものを幻想の世界へといざなってくれます。今回は奈良県の天然記念物にも指定されているどんづる峯の秘密を探りながら、その独特の世界をご案内しましょう。
(続きは以下のURLをクリック!)

http://guide.travel.co.jp/article/6826/
ラベル:どんづる峯
posted by 乾口達司 at 22:18| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | たびねす | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月26日

下痢?

今日は早朝出勤。仕事は無事に終了した。仕事終わりにそのまま外食。帰宅後、下痢になった。別に変なものを食べたということはない。そういえば、帰りにならファミリーのなかを歩いていた頃からお腹の調子があまり良くなかったようである。疲れているのであろうか。今夜は早めに休みます。
ラベル:下痢
posted by 乾口達司 at 21:12| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月24日

たびねす掲載情報82

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前回、たびねすに第81回【芸術を堪能!大津市の都市公園・びわこ文化公園(滋賀文化ゾーン)】の記事について記したことは10月20日の日記に記しました。今回、新たな記事を掲載しました。今回のテーマは兵庫県播磨町の兵庫県立考古博物館です。ご覧下さい。

【リアリティあふれる演出!播磨町の兵庫県立考古博物館で古代を体感】
考古学をテーマにした博物館といえば、陳列棚に並べられた埋蔵文化財を単に見てまわるだけの施設であると思っていませんか?実はその先入観を覆した博物館が兵庫県には存在します。兵庫県立考古博物館です。参加体験型の施設として作られた当館では、リアリティに富んだ数々の演出が私たちを古代史の世界へといざなってくれます。今回は兵庫県立考古博物館ならではの演出を通して、古代のロマンにひたってみましょう。
(続きは以下のURLをクリック!)

http://guide.travel.co.jp/article/6781/
ラベル:考古学
posted by 乾口達司 at 16:36| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | たびねす | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月23日

松井博之氏を偲ぶ会開催のご案内。

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【松井博之氏を偲ぶ会開催のご案内】
謹啓 秋晴の候、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、文芸評論家として活躍した故松井博之氏の遺稿集『<一>と<二>をめぐる思考―文学・明治四十年前後』が今年の夏に刊行されました。それを記念して、2年前の夏、惜しまれながら世を去った松井博之氏の業績や在りし日の思い出について語り合いたく、来る11月16日、偲ぶ会を挙行致したく存じます。
当日は大きく二部構成とし、第1部は「文芸評論家・松井博之」をテーマとした有志による基調発表および参加者全員によるフリーディスカッション、第2部は場所を移し、酒席にて、松井博之氏の思い出にひたりたいと考えております。
ご多用中とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご来臨賜りますようお願い申し上げます。
謹白

【日時】2014年11月16日(日)午後1時〜4時45分
■第1部
内容:有志による基調発表および出席者全員によるフリーディスカッション
会場:西宮市立若竹生活文化会館2階第4集会室(兵庫県西宮市西福町15-12)→こちら
■第2部(夕方以降、JR西宮駅近辺の居酒屋で交流会)

【会費】第1部:200円程度/第2部:数千円程度(当日の出席者数によって変動/当日徴収)

【注意事項@】
今夏刊行された松井博之氏の遺稿集『<一>と<二>をめぐる思考』(文芸社)をめぐってディスカッションをおこないますので、当日は当該テキストをあらかじめお読みいただいた上でご来場いただけますと幸いです
【注意事項A】
出席ご希望の方は開催の1週間前までにinu_t@hotmail.comまでご一報下さい
ラベル:松井博之
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2014年10月20日

たびねす掲載情報81

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前回、たびねすに第80回(本殿は国宝!三上山を御神体とする滋賀県野洲市の御上神社)の記事について記したことは10月17日の日記に記しました。今回、新たな記事を掲載しました。今回のテーマは滋賀県大津市のびわこ文化公園(文化ゾーン)です。ご覧下さい。

【芸術を堪能!大津市の都市公園・びわこ文化公園(滋賀文化ゾーン)】
滋賀県大津市の南東に広がる湖南丘陵一帯には「びわこ文化公園」と呼ばれる県営の都市公園が広がっています。敷地内には県立の美術館や図書館などの芸術・文化系の施設が点在しており、公園と隣接して複数の大学キャンパスがあることもあって、通称、「文化ゾーン」とも呼ばれています。文化の薫りが漂うびわこ文化公園を訪れ、旅の疲れを癒してみませんか?
(続きは以下のURLをクリック!)

http://guide.travel.co.jp/article/6727/
posted by 乾口達司 at 19:39| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | たびねす | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月19日

香芝市の屯鶴峯。

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数年振りに香芝市の屯鶴峯を訪れた。大阪府の河南町および富田林市まで出掛ける用事があり、その途中に立ち寄ったのである。日曜日のせいか、珍しく観光客が多かった。子どもの頃、訪れたときは人っ子一人おらず、薄気味悪かったくらいである。それだけに今日の盛況振りには驚かされた。
ラベル:どんづる峯
posted by 乾口達司 at 19:32| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月17日

たびねす掲載情報80

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前回、たびねすに第79回(安産祈願から算額まで!奈良市有数の難読地名「帯解」歴史散策)の記事について記したことは10月10日の日記に記しました。今回、新たな記事を掲載しました。今回のテーマは滋賀県野洲市の御上神社です。ご覧下さい。

【本殿は国宝!三上山を御神体とする滋賀県野洲市の御上神社】
東海道新幹線で滋賀県野洲市付近を通過すると、お椀を伏せたようなオニギリ型の山を車窓から眺めることができるでしょう。近江富士とも称される三上山です。古来、近江随一の霊峰として崇められてきた山だけあり、そのふもとには当地屈指の歴史を持つ神社が鎮座しています。それが、今回、ご紹介する御上神社。今回は国宝の本殿をはじめとして、境内に点在する建造物を通して、その信仰の姿をお伝えしましょう。
(続きは以下のURLをクリック!)

http://guide.travel.co.jp/article/6636/
ラベル:神社
posted by 乾口達司 at 20:57| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | たびねす | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月16日

京都国立博物館特別展『国宝鳥獣戯画と高山寺』

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某誌企画の特別招待に当選した。その内容は、現在、京都国立博物館で開催されている特別展『国宝鳥獣戯画と高山寺』を無料で観覧できるというもの。しかも、閉館後の夜、当選した数十人だけが館内に招かれ、展示物を学芸員の解説付きで鑑賞できるというものである。その招待の日が今夜であった。『鳥獣戯画』全4巻では、有名な甲巻もさることながら、丁巻が意外に面白かった。『将軍塚絵巻』の飄逸味に富んだタッチも印象深かった。私の好きな子犬像とも久し振りに再会した。通常であれば、入館までに数十分を要し、入館後、『鳥獣戯画』を鑑賞するのにさらに数十分も待たされることとなる。今回、館内をゆっくり見てまわれたのはラッキーであった。
ラベル:博物館
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2014年10月15日

風邪?

台風19号が通り過ぎてから気温がさがった。それにともない、喉が痛くなった。時折、鼻水も出る。風邪の兆候である。今夜は葛根湯でも呑んで早めに休もうと思う。そんな季節になったのだと思った。
posted by 乾口達司 at 22:01| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 春夏秋冬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月14日

台風一過。

昨夜は午後10時過ぎには雨がやんだ。台風はそのまま東へ向った。朝、目を覚まして自宅の周囲を確認した。しかし、被害はまったくなかった。先週、襲来した台風18号の方が風が強く、窓ガラスがガタガタいっていたほどである。それに比べると実に穏やかであった。その代わり、めっきり涼しくなった。夜は寒いくらいである。
ラベル:台風
posted by 乾口達司 at 21:59| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 春夏秋冬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月13日

台風通過中。

今日は所用で朝から橿原方面へ。台風19号が接近中であったが、日中は風が強いくらいであった。夕方から雨風が本格的になる。その頃には帰宅していた。午後6時過ぎ、町内の自治会から電話が入った。行政から避難勧告が出されました。危険と感じたときは近くの某公民館へ自主避難して下さい。そういわれた。しかし、現在のところ、風は吹いていない。雨が降り続いているだけである。それも午後6時から7時頃の土砂降りの大雨と比べるといたって穏やかである。このまま穏やかに朝を迎えるのであろうか。
ラベル:台風
posted by 乾口達司 at 21:14| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 春夏秋冬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月12日

京都市の泉屋博古館。

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所用で久し振りに泉屋博古館(京都市)を訪れた。泉屋博古館のコレクションといえば、私にとってはやはり青銅器の数々である。厚さ数ミリという驚くべき薄さで作られた青銅製の太鼓や人間を抱きかかえた虎の姿をかたどったものなど、いつ見ても相変わらず素晴らしいの一言に尽きる。写真はアンケート記入用の机の上に置かれているスタンプ。当館所蔵の青銅器やその模様を刻んだスタンプであり、手元に置いておきたいものばかり。しかし、ミュージアムショップにでは販売されていないという。これは残念である。代わりにポストカード3枚と象形文字をデザインした薄手のカバンを買い求めた。
ラベル:青銅器
posted by 乾口達司 at 22:21| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月10日

たびねす掲載情報79

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前回、たびねすに第78回(大陸からの副葬品が続々!奈良県橿原市の新沢千塚古墳群)の記事について記したことは9月26日の日記に記しました。今回、新たな記事を掲載しました。今回のテーマは奈良市の帯解界隈です。ご覧下さい。

【安産祈願から算額まで!奈良市有数の難読地名「帯解」歴史散策】
奈良市の南方に「帯解」という名を持つ地域があります。皆さんは「帯解」と書いていったい何と読むと思いますか?答えは「おびとけ」。奈良でも有数の難読地名であるといえるでしょう。その地名の難解さが指し示すように、帯解とその周辺地域は古代以来の歴史遺産を数多く有しています。今回は「帯解」とその周辺地域に点在する歴史遺産をめぐりながら、当地の豊かで奥深い歴史性に迫ってみましょう。
(続きは以下のURLをクリック!)

http://guide.travel.co.jp/article/6565/
ラベル:帯解
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2014年10月08日

奈良豆比古神社の翁舞。

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5年振りだろうか、6年振りだろうか。とにかく数年振りに奈良豆比古神社の翁舞(重要無形民俗文化財)を拝観した。翁舞は能楽の源流にある芸能もいわれており、地謡や鼓、笛の演奏などは能楽に比べると実に素朴である。翁が一人で舞った後、脇の翁2人も加わるという展開は興味深い。三番叟の軽快な舞いはユーモラスであるが、翁の舞いに比べて動きが早いため、写真を撮影する場合、ピントが合っていなかったり、ブレていたりしてなかなか厄介である。今年はたまたま皆既月食の夜と重なり、月食のなかで舞いが演じられた。中空には月食中の月がぽっかり浮かんでいた。そういえば、中学生のときだろうか、高校生のときだっただろうか、やはり翁舞を拝観するために奈良豆比古神社を訪れていた折、幾つかの光る物体が満天の夜空を横切っていったことをよく憶えている。物体は確か大気圏に突入し、まさに燃え尽きようとしていたソ連邦の人工衛星ではなかったか。皆既月食を眺めながら、当時のことを思い出していた。
ラベル:芸能 神社
posted by 乾口達司 at 23:40| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月06日

後藤明生を読む会(第22回)

後藤明生を読む会(第21回)→こちら

昨日は後藤明生を読む会の第22回がもよおされた。今回のテキストは「謎の手紙をめぐる数通の手紙」(初出は「すばる」1983年9月号)。いつものように代表の発表者が基調報告をおこなった。その後、参加者のあいだで討議がおこなわれた。今回も話題となった事柄をアトランダムに列記しておく。

・エニグマからの怪文書を第1の手紙として計7通の手紙から構成される
・エニグマがC・Dに宛てた手紙(怪文書)=第1・4・7の手紙、それに対するC・DからA・Bへの手紙=第2・5の手紙、C・Dからの手紙に対するA・Bの返信=第3・6の手紙の3種類からなる
・A・Bがエニグマ男からの手紙を実際に詠んだ感想が記されるのが第6の手紙であり、エニグマの求めているのが、手紙の送り先であるC・Dではなく、A・Bからの応答であるといったように、単純な往復書簡ではない
・エニグマからのC・D宛ての手紙は矢継ぎ早に送られているのに対して、海外出張などて忙しいA・Bの反応がもっとも鈍い。往復書簡に緩急をつけることにより、三人の関係を浮き彫りにする手法
・自分の鼻についての秘密がどこから漏れたのかということがエニグマの最大の関心事なのに対して、C・DやA・Bはエニグマの鼻の秘密自体にはさほどの関心がない。むしろ、エニグマは何者かという点に関心が向けられており、往復書簡によって、そのズレも浮き彫りになる
・秘密にしておきたい事柄があるがゆえにかえって秘密を覆い隠さんばかりに饒舌になるエニグマ=隠そうとすることとあらわにすることとの矛盾そのものが言語の特質
・必ずしもすべての真実や事実、思いを正直に語っているとは限らない書簡体という形式(文学の世界における)は言語の持つ矛盾した二重性を顕在化させるのに有効な形式か?
・エニグマの抗弁する言辞(例・自分の手紙は怪文書の類ではない、自分は決してあやしいものではないなどの言明)がその否定の対象そのものを肯定的にあらわしてしまうという矛盾・逆説
・エニグマと同じ言動をとってしまうC・D(エニグマ=C・D説の根拠/A・Bはエニグマ=C・Dとどこかで考えているか?)
・単行本版『謎の手紙をめぐる数通の手紙』所収の「目には目」の語り手とエニグマとが重なるか?
・エニグマの手紙を受け取ったことで、C・Dの言動がエニグマに似て来てしまう(アンチ・エニグマ=C・D説)
・エニグマとは何者なのかという問いそのものの無効性
・第6の手紙で語られる整形の主体がエニグマであるとは限らないこと(あくまで1つの可能性に過ぎないことであり、決して答えではない)
・謎ばかりが増殖していく書き方
・ゴーゴリの『鼻』に対する言及があることにより、読み手はエニグマの鼻のエピソードが『鼻』のパロディかと思い込んでしまうが、第6の手紙で美容整形の話を持ち出すことにより、エニグマの鼻=ゴーゴリの『鼻』という読み手のイメージそのものを脱臼させてしまう
・第1の手紙のなかで描かれるエニグマとA・Bとの鼻問答を最初読むと、なにやら辻褄の合わない思弁的・哲学的なものとイメージしてしまうが、第6の手紙で語られる美容整形の話まで読み進めると、前者の問答が美容整形を前提とした話であったのかというようにそのイメージががらりと変わってしまう(しかし、美容整形の話はあくまで一つの可能性に過ぎず、別の可能性として考えられる鼻のエピソードが語られたとしたら、前者の問答はまた別のイメージに変貌してしまう/後ろの話が前の話の持つイメージを規定してしまうという構造/前から後ろへと話は進行しながら、同時に後ろから前へというベクトルも持つ構造)
・往復書簡体小説という形式に対する後藤明生の関心は、「謎の手紙をめぐる数通の手紙」の発表と同じタイミングで連載のはじまる『ドストエフスキーのペテルブルグ』所収の『貧しき人々』に対する過度の言及からもうかがえる(往復書簡体形式の小説である『貧しき人々』に対する言及は全体の4分の1におよぶ)
・80年代以降、書簡体形式の小説が数多く書かれることとなるという点を踏まえると、「謎の手紙をめぐる数通の手紙」のターニングポイントとなる作品か?
・「謎の手紙をめぐる数通の手紙」以後の書簡体小説を読むと、一作ごとにその可能性を切り開こうとした試みが見られ、決して同じ形式の繰り返しではないことがわかる
・「手紙」を「メール」に置き換えると、現代でもリアリティが感じられる話
・トランプゲームとしての「ブタの尻尾」について
・「口から毒を吐く怪獣」(p22)とは何か?
・「噂男」(p23)は小島信夫の『島』に登場する「噂男」と関係するか?

次回の研究会は来年1月頃、テキストは『四十歳のオブローモフ』を予定している。その前に年末恒例の文学散歩&忘年会も予定。あらためて告知します。
ラベル:後藤明生
posted by 乾口達司 at 10:16| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月03日

体調。

先週末は仕事やイベントが重なり、今週になって体調が良くない。今日も出来るだけ安静にしていた。明日・あさっても大忙しである。養生します。
ラベル:仕事
posted by 乾口達司 at 21:58| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする