2012年11月24日

明日香村の飛鳥資料館。

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奈良文化財研究所飛鳥資料館(奈良県高市郡明日香村奥山601)を訪れた。11月1日から12月2日まで奈良文化財研究所創立60周年記念特別展『花開く都城文化』がもよおされている。『花開く都城文化』では韓国国立文化財研究所とともに奈良文化財研究所が進めて来た古代都城制に関わる研究の成果が紹介されている。本来は中国を交えた日中韓の三国による共同展となる予定であった。しかし、先日の尖閣諸島の問題がわざわいしたのであろうか。中国から借用する予定であった展示物の展示が叶わず、日本と韓国の二国による展示へと急遽変更になった。その間の経緯を奈良文化財研究所の内部からの証言で見聞きしているだけに、こういったところで日中問題がわざわいしているのは残念である。写真は吉備姫皇女王の墓域に安置されている4体の猿石のうちの1体(山王権現)のレプリカ。飛鳥資料館の敷地内にはそれらを含めた古代飛鳥の石造物の多くがレプリカとして展示されている。本物ではないものの、さまざまな角度から対象を眺められるのは有難い。写真の「山王権現」の場合は正面からしか眺められない本物とは違い、その背面も確かめることが出来る。写真はその背面部分。その背面にこのような奇怪な顔のようなものが刻まれているのは興味深い。
posted by 乾口達司 at 21:35| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする