2011年11月13日

岡山紀行(犬養木堂記念館)

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岡山紀行(岡山県立博物館特別展『法然上人と岡山』)→こちら
岡山紀行(2つの埋蔵文化財センター)→こちら
岡山紀行(偕行社遺構)→こちら

5・15事件で凶弾に倒れた政治家・犬養毅を顕彰した犬養木堂記念館(岡山市北区川入102-1)は犬養の生家(旧犬養家住宅)と木堂記念館、それに研修施設として利用されている木堂塾の3棟から成り立っている。犬養毅(木堂と号す)が岡山県の出身であったことは知っていた。しかし、これほど立派な施設が故郷に建てられていることまでは知らなかった。しかも、国の重要文化財に指定された生家や遺品の数々が展示された立派な展示施設があるにもかかわらず、入館料は無料である。知らなかったといえば、犬養が吉備津神社の氏子であったことも同様である。今回、当館を訪れてはじめて知ることとなった。確かに犬養の祖は吉備津彦命に従った犬飼健命であるとされている。したがって、犬養が吉備津彦命と深い関わりを持つ吉備津神社の氏子であっても別に不思議はない。そういわれてみれば、吉備津神社には犬養毅の立派な銅像が建っていたものである。記念館の北東すぐのところには犬養家先祖代々の墓が林立している。もともとは「犬飼」と名乗っていた一族を「犬養」とあらためさせたのも毅であるという。したがって、先祖の墓石のほとんどは「犬飼」と刻まれていた。毅の墓は息子の健の墓と並んで立っていた。政治家として知られた健が大正時代には小説家として活躍していたことを知るものがいまの時代にどれだけいるのだろうか。
ラベル:犬養毅
posted by 乾口達司 at 00:32| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする