2011年10月11日

奈良・町家の芸術祭HANARART(今井町)

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奈良・町家の芸術祭HANARART(はならぁと)”が10月8日から30日まで県内各地でおこなわれている。“奈良・町家の芸術祭HANARART(はならぁと)”とは奈良県と県内で活動するまちづくり団体とが連携してもよおされるまちづくり型のアートイベントである。その特徴としては歴史的な町並みを残す地区でイベントがとりおこなわれるという点が挙げられる。メイン会場は橿原市の今井と八木、五條市の五條新町、桜井市の三輪、宇陀市の宇陀松山、奈良市のならまち、大和郡山市の郡山城下町の7箇所。開催期間は今井・八木・五條新町が8日から16日、三輪と宇陀松山が15日から23日、ならまちと郡山城下町が22日から30日までである。伝統的・歴史的な町屋をこういったイベントに活用するとはなかなか意欲的である。町屋の魅力を再発見するのにも良い機会であろう。今日はそのうちの今井会場を訪問した。歴史的な建造物の屋内などに芸術作品が陳列されたりしている。月曜日ということもあって閉館中のスペースも多かったのが、町屋とアートとのコラボレーションの魅力の一端に触れることは出来た。写真は旧西町生活広場に置かれた中島崇の作品である。色画用紙を使って大きな樹木を出現させている。その多彩な色彩が生命の躍動感を演出しているのであろうが、私にはその派手な色彩が躍動感を超えてときには不気味にさえ感じられた。現代アートが今井町という歴史的な街並みを包摂し、圧倒しているわけではない。むしろ反対に歴史的な街並みのなかに現代アートがひっそりたたずんでいる。その様子が謙虚で好感が持てた。
ラベル:アート 町屋
posted by 乾口達司 at 21:51| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする